Motorolaは2011年1月4日、ついに2社の独立した株式公開企業に分割する予定である。この計画は2008年に初めて発表された。
同社は米国時間11月30日、Motorola Mobility HoldingsとMotorolaの分割が同社取締役会によって承認されたと述べた。新企業Motorola Mobilityは、携帯電話とセットトップボックス事業を運営する予定である。Motorolaは、社名をMotorola Solutionsに改め、エンタープライズおよびネットワーク事業製品に注力する計画となっている。
Motorola Mobilityの最高経営責任者(CEO)にはSanjay Jha氏、Motorola SolutionsのCEOにはGreg Brown氏が就任する予定。両氏はこれまで、共同CEOとしてMotorolaを統括してきた。
12月21日の事業閉鎖時点でMotorolaの株式を所有する株主は、2社の株式を受け取る予定である。Motorolaの株主は、所有するMotorolaの普通株式8株に対し、Motorola Mobilityの普通株式1株を得る。Motorolaは、1月4日の市場開始までに、Motorolaの全普通株式を1対7の割合で株式併合する予定である。つまり、Motorolaの普通株式7株が、Motorola Solutionsの普通株式1株に変換されることになる。
Motorola Solutionsは1月4日から、ニューヨーク証券取引所(NYSE)で「MSI」という銘柄コードで、Motorola Mobility Holdingsは「MMI」という銘柄コードで取引を開始する予定である。Motorolaの株主は、Motorolaの投資家向けページで、自分が所有する株式に関する詳細情報を参照することができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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