マカフィーは11月15日、同社の研究機関McAfee Labsが世界でボットに感染した“ゾンビPC”の台数が最も多い都市についてまとめたレポートを発表した。世界全体のほか米国、カナダの都市がまとめられている。
レポートによると、最もゾンビPCの数が多い世界都市トップ5は、ヨハネスブルク(南アフリカ)、ケープタウン(南アフリカ)、リスボン(ポルトガル)、ニューデリー(インド)、バンガロール(インド)となった。
米国内ではカンザスシティ(カンザス州)、セントポール(ミネソタ州)、セントルイス(ミズーリ州)、サクラメント(カリフォルニア州)、リッチモンド(バージニア州)となり、カナダ国内ではバンクーバー(ブリティッシュコロンビア州)、トロント(オンタリオ州)、ウィニペグ(マニトバ州)、カルガリー(アルバータ州)、モントリオール(ケベック州)となっている。
ゾンビPCは、第三者がリモートからPCとそのリソースをコントロールできるため、サービス拒否(DoS)攻撃やスパムメールの送信、ウイルス感染の拡大に利用されるほか、PC内にある個人情報などの機密情報を盗まれてしまう。
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