Microsoftは米国時間10月13日、世界における2010年第2四半期のボットネットの蔓延状況、およびマルウェア感染の検出と除去についてまとめた最新のSecurity Intelligence Reportを公表した。これによると、米国では同期間に200万台以上のPCからボットが検出され除去されたという。これは、1000台のうち5.2台の割合になる。ボットに感染したPCの数では米国が最多だが、割合では、韓国が1000台当たり14.6台で最も高く、次いでスペインが1000台当たり12.4台となっている。
Microsoftは同四半期に全世界で650万台のPCからボットを検出し、除去した。この数は、前年同期の2倍になるという。最も検出数の多かったマルウェアは「Win32/Rimecud」ファミリーで、これは、2009年から2010年にかけて世界中の多数のPCを取り込み、スペインで3人が逮捕されたことにつながった「Mariposa」ボットネットの主要な原因だった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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