2007年および2008年に製造された「MacBook Pro」については、ビデオ出力に乱れや一時的なブラックスクリーン(非表示状態)が生じるというグラフィック関連の問題が、多くの所有者から報告されていた。多くのユーザーはこれをGPUの不具合によるものと考え、問題解決のためシステムを修理に出すことを余儀なくされた。
最近になって、GPU「GeForce 8600M」の不具合に関してNVIDIAが訴えられていた集団訴訟が和解に至った。GeForce 8600Mは主にDellやHewlett-Packard(HP)製のさまざまなノートPCに搭載されているが、「GeForce 8600M GT」はAppleの15および17インチ型のMacBook Proでも採用されていた。
2007年から2008年に製造されたMacBook Proシステムを所有し、ビデオ出力関連の不具合(ブラックスクリーンや表示の乱れ)が起きた人は、無料で修理を受けられる。また、この問題をすでに自費で解決している人に対しては、修理代金の返金が行われる。
この和解に関して設けられたウェブサイト「The NVIDIA GPU Litigation」内にはモデル確認のセクション(Check Your Model)があり、ここで自分のマシンが和解対象となるモデルなのかどうかを確認できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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