AOLが米国時間9月28日、TechCrunchを買収した。買収金額は明らかにされていない。
AOLの最高経営責任者(CEO)Tim Armstrong氏は、TechCrunchの創設者兼共同編集者であるMichael Arrington氏とTechCrunchのCEOであるHeather Harde氏とともに、TechCrunch Disrupt 2010の壇上でこれを発表した。両社はカンファレンス参加者らの目の前で契約に署名したが、同カンファレンスの中で買収額について言及することはなかった。
TechCrunchは完全子会社として運営される予定で、Armstrong氏はArrington氏に、TechCrunchに掲載されるコンテンツに関して編集上の自由を完全に保障することを約束した。AOLは技術ブログEngadgetを同様の方法で運営している。
Arrington氏が2005年6月に創設したTechCrunchは、Web 2.0時代に新興企業に関するニュースと意見の主要なソースの1つへと登り詰めた。また、Disruptや以前のTechCrunch 50イベントなどのカンファレンスへも事業を拡大している。TechCrunchネットワークには他にも何人かの記者がいるが、Arrington氏が同ブランドの顔であり、同氏は少なくとも3年間はAOLに残るつもりだと述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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