Microsoftは米国時間8月31日、可変式の十字キーを特長とする新しい「Xbox 360」コントローラを2010年11月に発売する計画であると発表した。
この新しいワイヤレスコントローラについて、ユーザーが最初に気付く相違点は、そのデザインである。これまでは白い本体に様々な色のボタンが付いていたが、新しいコントローラはグレーと黒を基調とする。ボタンはすべて、濃淡の異なるグレーで統一されている。
しかし、一部のユーザーが喜びそうなのは、新しい十字キーだ。
ブログ投稿とビデオで新しいコントローラを初めて披露したMicrosoftの「Xbox Live」プログラミング担当ディレクターを務める「Major Nelson」氏によると、ユーザーはXbox 360コントローラ上の「十字キーにあまり満足してこなかった」という。この問題に対処するために、Microsoftは、十字キーがゲームプレーヤーにとってより魅力的なものとなるように、Xbox 360の所有者が十字キーの円盤部分を回転させて調整できるようにする予定である。あるポジションでは、十字キーはその下にあるディスクとほぼ同じ高さになる。調整すると、十字キーが高くなり、プレーヤーにとって使いやすいものとなる。
Xbox 360ワイヤレスコントローラーの動作と機能にはまったく変更はない。今回の変更は、よりよい十字キーをユーザーに提供することだけを目的としている。
新しいXbox 360ワイヤレスコントローラーは11月9日発売予定である。Microsoftの「Play and Charge Kit」でのみ提供され、価格は64.99ドルとなる予定である。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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