Microsoftの最高経営責任者(CEO)であるSteve Ballmer氏は米国時間7月12日、Microsoftは現在でもタブレットに真剣に取り組んでいると主張した。
Ballmer氏は、「Windows 7」ベースのスレートが2010年中に市場投入される予定であると繰り返し、Windows担当バイスプレジデントであるTami Reller氏は、東芝が開発中の2画面搭載「Libretto」や中国のコンピュータメーカーHanvon製のスレートなど、数種類のモデルを披露した。
Ballmer氏は、ワシントンD.C.で開催中の同社のWorldwide Partner Conferenceにおいて、「今後数カ月間で、みんながきっと強い印象を受けるであろう多種多様なWindows 7ベースのスレートが登場する予定である」と述べた。Dell、ASUSTeK Computer、サムスン、東芝から製品が登場する予定であるとBallmer氏は述べ、それらは多様なサイズと多様な価格で提供され、キーボードを搭載するモデルも搭載しないモデルも提供されると付け加えた。「これに関してはかなり力を入れている」とBallmer氏は述べた。
またBallmer氏は、「Windows Phone 7」の提供と、同社が1世代分、イノベーションに遅れてしまったことを認めた上で、その遅れを取り戻すことを期待している理由について語った。
Ballmer氏は、「『Windows Mobile』では1世代分遅れをとってしまった」と述べた。「本当に、ほとんど1回分のリリースサイクルを逃してしまった。しかし2010年に入ってバルセロナで開催されたMobile World Congressで披露することのできたWindows Phone 7は、非常に高い評価を、本当に非常に優れた評価を得ている。われわれは、人々が家庭で喜んで使用し、また、企業ITが電話のフォームファクタで実現しようとしているシナリオに対応し、サポートするような、一連のWindowsベースの端末を提供することになるとわたしは考えている」(Ballmer氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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