「冴子2010」の「2010人Officeの旅」、その結末は?

 マイクロソフトが「Office 2010」発売に合わせ、4月から展開していたキャンペーンのイメージキャラクター「冴子2010」の卒業イベントが、6月30日に渋谷のCULB Camelotで開催された。

 冴子2010は、Office 2003までヘルプ機能のキャラクター(Officeアシスタント)として登場していた「冴子先生」をモチーフに、実際のキャラクターとしてキャンペーン展開を行ったもの。「2010人 Officeの旅」と称した企画では、全国の量販店でのイベントや、Office 2010のセミナーで自らデモンストレーションを行い、6月30日までのキャンペーン期間中に、2010人から、直接「Office 2010って、いいね」という言葉をもらうことを目標に活動を行ってきた。6月29日時点では、1968人が「いいね」と回答。目標の2010人まで、残り42人の段階で最後のイベントを迎えた。

 会場では、冴子2010と一緒にTwitterでつぶやいていた「カイル2010」が司会として登場。さらに、キャンペーンで冴子2010へ指示をする「フィクサー」役のマイクロソフト、飯島圭一氏も登場した。

  • 冴子2010の第一声は「人が集まってくれるかどうか心配だった」

  • この日の司会を務めたカイル2010。実はマイクロソフトの社員

  • 「フィクサー」役のマイクロソフト、エグゼクティブプロダクトマネージャの飯島圭一氏も登場

 イベントでは質問コーナーやクイズ大会で、冴子2010が「Office 2010エキスパートゴールド試験」に合格した時の点数が満点だったことや、その一方で「64ビット版」を「62ビット版」と間違えてコメントしていたこと、セミナー会場のトイレで水を流すボタンと間違えて非常用呼び出しボタンを押して警備員が飛んできたエピソードなども披露され、キャンペーン中のドタバタぶりに会場は笑いの渦となった。

 午後7時44分からは、冴子2010によるファイナルセミナーを開催。ここで42人以上が「いいね」と言わなければ、2010人に到達できないという状況でのセミナーとなった。セミナーには、Twitterでのフォロワー103人が参加した。約15分に渡るセミナーが終了して、飯島氏による「いいねといってくれる人は手をあげてください」のかけ声で参加者全員の手があがり、103人を加算。この時点で、「いいね」と回答した人数が合計2071人となり、目標の2010人を突破した。

  • 冴子2010が会場で最後のデモストレーション。気合いを入れて、眼鏡バージョンで登場

  • 新機能をデモするたびに歓声があがる大盛り上がり

  • 合計で2071人の「いいね」をもらい、無事に目標の2010人を達成!

 冴子2010は、目に涙を浮かべながら「みなさんありがとうございます」と挨拶。飯島氏も「今回、応援をしてくれた人たち、関係してくれた人たちのことを忘れないように」と言いつつ、「またここに戻って、一緒に仕事をしましょう」と意味深な言葉で最後(?)のイベントを締めくくった。

  • 花束を受け取って、思わず涙ぐむ冴子2010。飯島氏の目にも涙が……

  • 「辛かったけど、楽しい仕事だった。これから2万10人やれと言われたらやりたい」とまだまだ意欲を見せる

  • 冴子2010退場後には、なぜか「つづく」の文字が

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