ネットレイティングスは6月16日、太平洋地域におけるiPad発売に関する口コミの地域分析結果を公開した。
この分析結果は、ニールセン・カンパニーが、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、インドにおいて、Twitterを含まないブログ、掲示板を対象に、iPadのネット上の口コミについて調査し、6月11日にオーストラリアで発表していたもの。
調査地域でiPadが発売されたのは、日本とオーストラリアのみであるにもかかわらず、iPad発売に関するネット上の口コミは、ここ数週間で大きな盛り上がりを見せていた。
特に、iPadが市場に投入された最初の週は、ネット上での口コミ件数が増加した。これは、2010年にアップルがiPadを発表した時点、および米国でiPadを発売した時点の口コミの傾向と同様であった。
ネットレイティングスでは、このような結果から、iPadがまだ発売されていない地域でも、発売への期待が高まっていると分析する。中でも口コミ数が多いのは韓国だ。iPadの発売日すら発表されていないにもかかわらず、日本の4倍もの口コミが発生しているという。
ニールセン・カンパニーでは、iPadなどのアップルの製品発表や発売によって、ソーシャルメディアが消費者の熱狂を誘う影響力をもっていると分析している。
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