Microsoftは米国時間6月14日、Electronic Entertainment Expo(E3)開幕に先駆けてプレスカンファレンスを開催し、Xbox関連の発表を行った。E3はロサンゼルスで15日〜17日にかけて開催される。
プレスカンファレンスではまず、「Call of Duty: Black Ops」や「Metal Gear Solid: Rising」「Gears of War 3」「Fable III」「Halo: Reach」など、Xbox 360で発売が予定されているタイトルの最新映像やデモが披露された。Call of Dutyの新作は2010年11月9日、Fable IIIは10月26日に発売予定となっている。
次に13日に正式名称が発表されたXbox 360用モーションコントロールシステム「Kinect for Xbox 360」と「Xbox LIVE」を使ったデモが披露された。Kinectと「Zune」を連携し、手の動作や音声で映画や楽曲を操作してみせたほか、「videoKinect」という機能で、Xbox LIVEやWindows Messengerのユーザーとビデオチャットできることが明らかになった。映画などをvideoKinectを通じてユーザーと共有できるという。また、ESPNとの独占契約が発表され、サッカーやメジャーリーグベースボール、NBA、カレッジフットボールなどの3500以上におよぶライブおよびオンデマンドイベントが、Xbox LIVEで提供される予定となっている。
ゲーム面では、Kinectには15本のローンチタイトルが用意される予定となっている。そのうち、「Kinectimals」「Kinect Sports」「Kinect Joy Ride」「Kinect Adventures」「Your Shape」「Dance Central」の6本が披露された。Kinectは、11月4日にまず北米から販売開始される予定となっている。
そして、最後に新型の「Xbox 360」が発表された。デザインが一新され、スリムになった。250GバイトのハードドライブとWi-Fiを内蔵する。価格は299ドル。14日から小売店に出荷を開始し、今週中には店頭に並ぶ予定となっている。同社プレスカンファレンスの参加者には無償で提供されることが発表され、盛大な拍手が鳴り響いた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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