Twitter、第4四半期決算--ユーザー数の成長にかげり

Zack Whittaker (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2016年02月11日 11時33分

 Twitterは米国時間2月10日、第4四半期および通期(2015年12月31日締め)の決算を発表した。Jack Dorsey氏が同社最高経営責任者(CEO)に再就任してから2度目の決算発表となる。

 決算こそはアナリストの予測に見合う内容だったが、ユーザー数の成長にかげりが見られた。

 同社は第4四半期に9020万ドル(1株あたり13セント)の損失を計上している。

 非GAAPベースの利益は1株あたり16セントで、売り上げは7億1050万ドルだった。これに対し、金融アナリストは売り上げが7億990万ドル、利益が1株あたり12セントと予測していた。

 通期では、Twitterは売り上げが22億1000万ドル、利益が1株あたり40セントと報告している。一方で金融アナリストの予測は、売り上げが22億2000万ドル、利益が1株あたり36セントだった。


 アナリストがむしろ注目していたのは、ユーザー数や月間アクティブユーザー数(MAU)の推移だ。Twitterは、前四半期にユーザー数が増加せず、MAUが3億2000万人にとどまったことを報告している。

 アナリストはMAUを3億2500万人と予測していた。

 MAUの内訳を見ると、米国外では2億5400万人を維持できたのに対し、米国ではその前の四半期より100万人減らしていることが、リリースから読み取れる。

 前年比では9%の成長がみられた。


 今後について、アナリストが売り上げを6億2925万ドルと予測しているのに対し、Twitterはそれをかなり下回る5億9500万ドル〜6億1000万ドルとしている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]