Appleは米国時間8月27日午前、同社とサムスンの間で争われていた裁判の評決が先週下されたことを受け、米国での販売差し止めを求めるサムスンの端末を挙げた。
今回Appleが挙げたのは、裁判の対象となっていた28機種のうちの以下の8機種である。
Appleは提出書類の中で、1カ月間続いた末に評決が先週下された裁判において、これらの端末が侵害していると判断された具体的な知的財産権の概要を示している。最も侵害件数が多いのは「Galaxy S 4G」である。同端末は、Appleの意匠権を2件、特許権を3件、トレードドレスを2件侵害しているとされた。
対象の端末すべてを合計した損害額は約4億6080万ドルであった。これは、陪審員団がAppleに対して認めた損害賠償額10億5000万ドルの半分に満たない。この裁判を取り仕切る米連邦地方裁判所のLucy Koh判事による判決によっては、損害賠償額はさらに増加する可能性がある。
Appleは、このリストは「Appleが受けている直接かつ継続中の回復不可能な損害の一部に対処するもの」にすぎないと述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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