シェアゼロとアクロネット、渋谷でシェアスペース「Lightningspot」をオープン

浅賀美東江 岩本有平 (編集部)2011年10月26日 08時00分

 シェアゼロは10月26日、IT企業向けの経営・営業支援を手がけるアクロネットとの提携を発表した。同社の運営受託を受け、11月1日、東京都渋谷区にシェアスペース「Lightningspot(ライトニングスポット)」をオープンする。

 Lightningspotは、インターネットビジネスの事業者やそれを支える士業家、コンサルタントなどを対象とした立寄り型のワークスペース。電源やインターネット回線を備えるほか、勉強会やセミナーでの利用にも対応する。カウンター席カフェスペース、個室会議室も用意している。平日の10時から19時で利用可能で、利用料は月額3780円、初期費用が別途1万500円(2011年内は5250円)発生する。

 アクロネットのほか、オールアバウトエンファクトリーやサムライインキュベート、オフィスバスターズなどがスポンサーとなり、サービスやオフィス設備などを支援。サムライインキュベートが品川区天王洲アイルにオープンする予定のコワーキングスペース「Samurai Startup Island」とも連携する。

 同社では、起業を志す個人や学生、スタートアップに対して、オフィススペースを提供する企業をマッチングするサービス「SHARE0」を提供している。Lightningspotはいわばその「ショールーム」的な場所にしたいとシェアゼロ代表取締役の中川亮氏は説明する。オフィスシェアの導入に興味のある企業に対して、実際に見てもらったり、利用してもらったりすることで、利用者属性を調査したり、どんなコミュニケーションが生まれるかを体験してもらうことを狙うのだという。

 シェアゼロでは、年間300名の会員獲得を見込んでいる。

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