オンラインストレージサイトのDropboxは、シリーズBファイナンスで2億5720万ドルを調達した。同社は、事業の急速な拡大、社内従業員の増強、いくつかの買収、新規ビジネスパートナーの募集を行う計画だという。
ビデオや音楽などのファイルをオンラインで保存、同期、共有する手段を提供しているDropboxでは、その利用者が4500万人を超え、3日ごとに約10億のファイルを保存している。
今回の資金調達はIndex Venturesが取りまとめ、Benchmark Capital、Goldman Sachs、Greylock Partners、Institutional Venture Partners、RIT Capital Partners、Valiant Capital Partnersなどが参加した。以前から投資しているSequoia Capital、Accel Partners、そしてHadi Partovi氏とAli Partovi氏も参加している。
Dropboxの共同創業者であり最高経営責任者(CEO)であるDrew Houston氏は声明で、「このような世界的な出資者がわれわれと力を合わせることを嬉しく思う」と述べた。
Dropboxは現在急成長を遂げている。ユーザー数はこの1年で3倍となり、そのうちの96%が2Gバイトのストレージを利用できる無料サービスを選んでいるにもかかわらず、2011年に2億4000万ドルの売り上げを見込んでいる。Houston氏は、同社が利益を上げていると述べたが、その金額は明らかにしていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」