韓国の独占禁止法当局である韓国公正取引委員会(KFTC)は米国時間9月6日、ソウルにあるGoogleのオフィスへの立ち入り調査を実施した。米CNETが情報を入手した。
規制当局は、GoogleがモバイルOS「Android」において競合する検索エンジンへのアクセスを故意に制限しているという情報に関心を示していると思われる。韓国のインターネット企業であるNHN(韓国で人気の高い「NAVER」検索エンジンを運営)とDaum Communicationsの2社は4月、KFTCに対し、モバイル検索に関するGoogleの事業運営方法を調査するよう求めた。
韓国を拠点とする企業を含む携帯端末メーカーらが、GoogleがAndroidモバイルOSの使用に課している制約に関する懸念を訴えたという可能性もある。
Googleは声明で、同社のAndroid戦略を擁護し、韓国の規制当局に従うつもりであると述べた。
「われわれの事業に関してKFTCが持っている疑問については、KFTCと協力して対応するつもりだ」と同社は声明で述べた。「Androidはオープンなプラットフォームであり、事業者やOEMパートナーは、自社のAndroid電話に搭載するアプリケーションおよびサービスを自由に選択することができる。われわれは、事業者やメーカーに対し、Android搭載端末に『Google Search』またはGoogleのアプリケーションを搭載することを要求してはいない」(Google声明)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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