ノートブックのセキュリティの新たな脅威として、バッテリが指摘されている。セキュリティ企業Accuvant Labsで主任研究コンサルタントを務めるCharlie Miller氏は米国時間8月4日、Black Hatセキュリティカンファレンスで、Apple製ノートブックのバッテリに組み込まれているマイクロプロセッサを完全に制御する方法についてデモンストレーションを行った。
Miller氏は、バッテリが完全に充電されていてもコントローラにバッテリが放電されていると信じ込ませることで、バッテリをオーバーヒートさせて発火させることも可能かもしれないと示唆した。ただし、同氏はまだ試しておらず、物理的なヒューズがあれば事故を防げる可能性があると述べている。
Accuvantは4日、バッテリコントローラにコマンドを簡単に送信するためにMiller氏が作成したインターフェースを組み込んだ、コードを公開した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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