「FarmVille」や「CityVille」を開発したオンラインゲーム企業のZyngaが早ければ米国時間6月29日にも新規株式公開(IPO)申請書類を米証券取引委員会(SEC)に提出する。CNBCが報じている。
CNBCの報道によると、サンフランシスコに拠点を置くZyngaは同社の価値を150億~200億ドルと評価し、IPOで15億~20億ドルを調達する計画だという。
ここのところネット企業のIPOが続いている。6月に入ってから、日々のお買い得情報を提供するGrouponもIPO申請書類を提出している。オンライン音楽サービスのPandoraは6月、IPOを実施した。プロフェッショナルネットワーキングサイトのLinkedInも5月にIPOを実施している。
ZyngaのIPO申請によって、話題のソーシャルウェブ企業がまた1つそのリストに加わることになる。同社ゲームの月間ユーザー数は約2億5000万人だ。ソーシャルゲームの追跡調査を行うAppDataによると、CityVilleの月間ユーザー数は8820万人で、Farmvilleは3860万人だという。
この数字は堅実な決算結果をもたらした。AllThingsDの報道によると、Zyngaの2010年における売上高は8億5000万ドルで、利益は4億ドルだったという。
ZyngaのIPOは2011年秋までに実施される可能性がある、とCNBCは報じている。CNBCによれば、Morgan Stanleyが引受主幹事になり、引受主幹事になるとうわさされていたGoldman Sachsはその次席になる予定だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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