CNNの米国時間5月23日付けの報道によると、TwitterがTweetDeckを4000万ドルの現金および株式で買収することに合意したという。TweetDeckは、多くのTwitterユーザーに人気のデスクトップクライアントである。
この取引は正式に発表されてはいないが、買収に関する合意が23日に締結されたことを消息筋の話としてCNNは報じている。
Twitterは同報道に対するコメントを拒否しており、「うわさには今後もコメントしない」と同社広報の公式Twitterアカウントで述べている。
TweetDeckは最近、買収合戦の対象となっていることが報じされていた。The Wall Street Journal は4月、TwitterがTweetDeckを5000万ドルで買収するために「詳細な話し合い」に入っていると報じていた。
TechCrunchは2月、TweetDeckについて、Twitterクライアントや関連アプリケーションを所有するUberMediaが買収したと報じた。しかし、Twitterはその直後、UberMediaのアプリケーションを数日間遮断しており、その理由として商標違反やプライバシー問題を挙げていた。
今回の報道が本当であった場合、Twitterが自社サービスの熱心なユーザーに向けて自前のクライアントを所有することは理にかなっている。同社は、アプリケーションスイートを確立するために買収戦略を積極的に進めている。Twitterは「Tweetie」を2010年に買収し、「Twitter for iPhone」としている。同社は2008年、Summize検索エンジンを買収し、Twitter Searchとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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