ネットラジオサービスのPandoraが米国時間2月11日、新規株式公開(IPO)を申請したことを明らかにした。発行株式数および価格情報はまだ公表されていないが、投資銀行のMorgan StanleyおよびJ.P. Morgan SecuritiesがIPOを引き受ける。
人気の高いPandoraでは「音楽ゲノム」アルゴリズムを使って、ある楽曲またはアーティストをベースにしたカスタムラジオ局を作成できる。有料サービスだけでなく広告付きの無料版もあり、モバイルアプリケーションも好評だ。Pandoraの人気は急激に高まったが、ライセンス料の問題により存続が危うくなる場面もあった。2008年の秋、インターネットラジオ局が支払う楽曲使用料に関する重要な法案に関する米議会での審議が長引けば、Pandoraのような企業は真っ先に資金が底をつくところまできていた。
しかし、法案はPandoraにとって望ましい形で成立した。2010年1月には、同社が2009年第4四半期決算で初の黒字を計上したことを、最高技術責任者(CTO)のTom Conrad氏が明らかにしていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス