調査企業Canalysが米国時間1月31日に発表したレポートによると、「Android」が「Symbian」を超え、全世界におけるスマートフォンプラットフォーム第1位に躍り出たという。
Android搭載電話の全世界における出荷台数は2010年第4四半期に3290万台に達し、出荷台数3100万台であったNokiaのSymbianを第2位に押しのけた。
GoogleのモバイルOSであるAndroidの需要の高まりによって恩恵を受けたのは、そのベンダーらである。Canalysによると、LG、サムスン、Acer、HTCの各社の販売台数はそれぞれ、前年同期比4127%、1474%、709%、371%増となったという。HTCとサムスンは合わせて、2010年第4四半期に出荷された全Android搭載電話の約45%を占めた。
他のスマートフォンシステムについては、第3位のAppleは、「iPhone」の第4四半期出荷台数が1620万台と、前年同期の870万台からほぼ倍増したが、同社の市場シェアは16.3%から16%に微減した。「BlackBerry」を製造するResearch In Motion(RIM)は、出荷台数は前年同期の1070万台から1460万台に増加したが、市場シェアは20%から14.4%に減少した。
Microsoftの「Windows Mobile」を搭載する電話の出荷台数は、390万台から310万台にやや減少した。同社の市場シェアも、前年同期の7.2%から3.1%に減少している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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