マイクロソフトとNEC、NECネッツエスアイの3社は1月26日、マイクロソフトの品川新社屋向けに、マイクロソフトの最新製品を駆使した来客管理システムを共同開発したと発表した。
マイクロソフトは、2月1日に新宿、初台、代田橋、赤坂、霞が関の東京都内5拠点のオフィスを統合し、品川へ本社を移転する。新社屋への移転に伴い、「来訪者に感動を与える」をコンセプトに、来客管理システムを刷新したという。今回のようにパートナーと共同開発したシステムをマイクロソフト社内のレセプションシステムとして導入するのは、日本法人としては初めてのケースだという。
新来客管理システムには、「Exchange Server 2010」「SharePoint Server 2010」「Lync 2010」「SQL Server 2008 R2」などの、マイクロソフト製品の最新バージョンを活用している。また、NECグループとの共同開発により、同グループのSI開発能力、来客、ファシリティ管理のノウハウと、マイクロソフトの業務プロセス管理ノウハウとを融合したとしている。
これにより、来訪者にとっては簡便でストレスがなく、対応者にとっては、来訪者情報を生かしたシームレスな対応が実現されるとともに、業務効率やセキュリティ向上も図られたという。同システムは既存のマイクロソフト社内のグローバルデータセンターとも連携、統合している。3社は今後、今回開発した来客管理システムのリファレンスを基に、NECグループでソリューションを製品化し、一般企業を対象とした提案、販売を共同で推進していくという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」