三菱自動車とMMCダイヤモンドファイナンス(MDF)は5月6日、三菱自動車が4月から個人向けに販売している電気自動車「i-MiEV」のメンテナンスリース支払いプランを発表した。同車に対する政府の補助金交付金額が確定したことを受けたもの。
MDFが提案するメンテナンスリースプランでは、一時払いリース料と月々のリース料の組み合わせを数パターン設定し、ユーザーのさまざまなニーズに対応している。たとえば、233万1000円を一時払いリース料として支払うことで月額リース料が7000円(60回払い)となり、電気代と合わせても月に1万円程度の費用でi-MiEVに乗ることができる。
233万1000円という金額は、同社の軽乗用車「i」の「T」グレードのガソリン代を除いた5年間の費用(車両代や税金、点検、車検代など)相当になるという。また月に1万円程度の費用は、iのガソリン代程度の負担になるとしている。今回のメンテナンスリースプランでは、一時払いリース料がゼロ円で月額リース料が4万9980円というものも用意されている。
メンテナンスリースを活用することで、各種税金や点検、車検などの諸費用がリース料に組み込まれて月々の費用が平均化できることや、三菱自動車販売店で安心かつ確実な点検整備を受けられること、政府などの補助金の申請手続きをリース会社が実施することなど、個人ユーザーの負担を軽減できるとしている。
リース満了時には、再リースまたは返却のほか、車両の購入を希望する個人のユーザー向けに、あらかじめ設定した金額での購入を選べる「購入選択権付リース」も新たに用意している。
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