CAは米国時間2月24日、クラウドコンピューティング企業の3Teraを買収すると発表した。
買収の条件は明らかにされなかったが、CAは3Teraのプラットフォーム「AppLogic」を手に入れることになる。AppLogicはパブリッククラウドやプライベートクラウドをまとめ、相互の接続関係をわかりやすいインターフェースで表示するプラットフォームだ。
この買収により、CAは同社のクラウドコンピューティング製品のラインナップをさらに増強する。これまでもCAはCassatt、NetQoS、およびOblicoreを買収している。CAの狙いは同社のIT管理ソフトウェアをクラウドコンピューティング環境でも使えるようにすることだ。
CAは声明のなかで、3Teraのソフトウェアを、CAのクラウド資産に加え、同社のITインフラ管理ツール(「CA Spectrum Automation Manager」や、「CA Service Assurance」)とも統合すると説明している。CAはまた、3Teraのサポート範囲を「VMware ESX」やMicrosoftの「Hyper-V」といった仮想化プラットフォームに拡大する。3Teraは現在、「Xen」の仮想化プラットフォームを利用している。
3Teraには現在、企業とサービスプロバイダーを合わせて80あまりの顧客がいる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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