Segwayが、同社の販売店にも投資していた英国人富豪Jimi Heselden氏に買収された。
Heselden氏は、洪水や突風対策用のシステムとして軍や人道支援組織が利用する「Concertainer」を製造するHesco Bastionの会長を務めている。ハイテクスクーターを製造するSegwayは米国時間1月14日、ブログへの投稿で買収を明らかにし、買収は2009年12月24日に行われたと述べた。
ブログには、買収者は「英国を拠点にした企業」で、Heselden氏が支援していると書かれているものの、これがHesco Bastionを指すのかは定かではない。
偶然にも英国時間1月5日、英国政府はElectric Personal Vehicle(EPV)の公道および自転車専用道路での走行を許可するべきか否かの調査を実施すると発表した。SegwayのようなEPVは現在の英国では、私有地のみでの走行が許可されている。
「Segway Human Transporter」(過去のコードネームはGingerだった)は発明家のDean Kamen氏が2001年に発表した。革命的とされた同氏の当時最新の発明は、その性質をめぐって長い間論議を呼んだ。商品を世に出した後も、Steve Jobs氏の予想に反して、Segwayは世界の街の再設計をめぐる論議に弾みをつけきれなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ
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