インフィニティ・ベンチャーズLLPは12月14日、同社がとりまとめるベンチャーキャピタルファンドIVP Fund A, L.P.およびIVP Fund B, L.P.(IVP Fund)が、mixiアプリ「サンシャイン牧場」を提供するRekoo Media Limitedに投資を実施したことを発表した。
IVP Fundは、日本および中国のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)やソーシャルゲーム、ARといった分野への投資を行うベンチャーキャピタルファンド。KDDIやディー・エヌ・エー、ミクシィ、オプトのほか日本・中国のネット、モバイル企業の経営者らで構成されており、これまでに中国でモバイルSNS「天下網」を提供するWAPTXに出資するなどの実績を持つ。
今回IVP Fundでは、中国および日本でソーシャルゲームを提供するRekoo Media(Rekoo)のリードインベスターとして、150万米ドルの投資を実施した。今回Rekooの資金調達に参加したベンチャーキャピタルはIVP Fundのみとなる。
投資実行後はインフィニティ・ベンチャーズLLP共同代表パートナーの田中章雄氏がRekooの社外取締役に就任する予定。なおRekooは、10月27日には日本法人のRekoo Japanを設立しており、インフィニティ・ベンチャーズLLP共同代表パートナーの小野裕史氏が代表取締役に就任している。
Rekooが提供するmixiアプリのサンシャイン牧場は、2009年8月の公開。サービス開始から3カ月弱で利用者300万人を突破し、ミクシィが発表した「ソーシャルアプリケーション・アワード」のグランプリとなっている。
IVP Fundでは、投資の前段階からミクシィなどとの関係強化やモバイル版の開発支援、日本法人設立および採用のサポートなどをしており、今後も新ゲームの開発などで積極的にサポートをするとしている。
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