Microsoftは最悪の経済的苦境を経験したのかもしれないが、同社の最高財務責任者(CFO)Christopher Liddell氏は、2009年中は困難な事業を予測していると語った。
Liddell氏はアナリストとの電話会議の中で、同社の第4四半期の売り上げが予想を下回ったことを報告した後、「経済状況は引き続き厳しく、われわれは試合運びをもっとうまくやる必要がある」と述べた。
Liddell氏は、同社は来期以降も状況がいちじるしく好転するとは予想していないと言う。「同時に、短期的に状況が悪化するとも予想していない」(Liddell氏)
Microsoftは、9月末までの今四半期の業績や売り上げについて具体的な予測を示さなかった。
「少なくとも最悪の時期は脱したという兆候がいくつかある」とLiddell氏は語った。同社のいくつかの事業は、前四半期に比べて安定したという。また、「Windows」と「Windows Server」の販売数はどちらも、この1年で初めて増加したが、ネットブックがPCの販売数の11%を占めているため、売り上げは引き続き減少したと指摘している。
Microsoftによれば、検索の売り上げは、この四半期に「Bing」を立ち上げたにもかかわらず、前年同期と比べて横ばいだったが、ユニークユーザーの数では2桁の伸びを示したという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ
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