地デジ対応テレビなどの購入費用を国が補助する「エコポイント」制度の概要がこのほど明らかになった。
エコポイント制度は、政府・与党の「経済対策閣僚会議合同会議」がまとめた追加経済対策に盛り込まれたもので、省エネ家電製品普及策の1つ。
同制度の対象は、テレビ、エアコン、冷蔵庫の家電3品目。このうち省エネ性能を証明する「省エネラベル」で4つ星以上を取得しているグリーン家電を購入すると、販売価格の5%がほかの省エネ製品購入に充当できる「エコポイント」として還元される。また地デジ対応テレビを購入すると、さらに5%が上乗せされ、計10%分のエコポイントを獲得できる。買い替えの場合には、3品目ともにリサイクル料金に相当するポイント(平均3%)が付与される仕組みだ。
政府では、同制度の財源として2946億円を見込んでおり、近く提出される2009年度の補正予算案に盛り込む方針。成立すれば詳細な制度設計が進められ、早ければ2009年夏にも導入される。
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