Microsoftが新たな特許権侵害訴訟に直面している。今回は、WindowsやOfficeなどのプログラムの自動アップデートに使用されている技術が問題となっている。
BackWeb Technologiesは、米国時間3月20日にサンフランシスコの連邦地方裁判所に提出した申し立てで、Microsoftの「Background Intelligent Transfer Service」(BITS)のほか、「Windows Update」などの製品が、BackWebの特許4件を侵害していると主張している。BackWebはイスラエルに拠点を置く企業で、カリフォルニア州サンノゼに米国オフィスを持っている。
BackWebは特に、Microsoftに対する差し止め命令とBackWebの特許が有効であることの宣言、損害賠償金を求めている。
Microsoftの関係者は、同社はまだ裁判所文書を受け取っていないため、コメントするには「時期尚早」であると述べた。
BackWebは過去に コンピュータに対するデータの「プッシング」技術で業界をリードしていた。
BackWebは、訴訟内容の全文をウェブサイトにPDFファイルで投稿している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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