Appleの共同創業者の1人であるSteve Wozniak氏が、ソリッドステートドライブ(SSD)を扱う新興企業Fusion-ioでチーフサイエンティストに就任した。
Wozniak氏は、同社戦略の立案を支援するほか、技術顧問としてFusion-ioの研究開発を支援していく予定。
Wozniak氏は米国時間2月5日付けの声明で、「革新的な技術的進歩が、Fusion-ioから生まれている。同社は、しかるべきテクノロジを有し、時宜にかなっており、技術の歴史を21世紀そしてその先へと導く企業だ」と述べている。「この分野の技術市場には、家庭用コンピュータが大型汎用コンピュータに取って代わって以来、このような革新的で劇的な変化をもたらす潜在性はなかった。Fusion-ioのテクノロジは、さまざまなアプリケーションや世界中にあるほとんどすべてのサーバにとって非常に有益である」(Wozniak氏)
同社は高速ソリッドステートドライブを扱っており、PCI Expressに接続する「ioDrive」やネットワークに対応した企業向けの「ioSAN」、消費者向けの「ioXtreme」がある。
Wozniak氏は、これまで同社の諮問委員会に参加していた。
Wozniak氏は2008年秋のInnovation Worldに登壇し、革新を目指す者は目標を高々と掲げ、慣例からの逸脱を恐れてはならないと述べている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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