TechCrunchは米国時間1月24日の夜、マイクロブログのTwitterが1社もしくは複数のベンチャーキャピタルと評価総額2億5000万ドルのラウンドを行う条件規定書を交わしたらしいと報じた。
詳細情報は公開していないが、TechCrunchは「この取引に詳しい筋」からの情報としている。
2008年秋、Facebookは5億ドルの買収提案をTwitterに持ちかけたといわれている。
「うわさでは、Tiwtterは少なからぬベンチャーキャピタルに2億5000万ドルの評価額を持ちかけ、1社以上がこれを拒否したといわれている。だが、これに食いついたところがあったようだ。おそらく、Twitterの急成長やFacebookが関心を示したという事実が好材料になったのだろう」とTechCrunchは報じている。
これは、いまだに現実味のあるビジネスモデルを示せないTwitterにとって、大きな恵みとなるはずだ。Twitterのユーザー数は急速に増えており、数百万規模に膨れ上がっているが、ビジネスモデルとなると誰もが疑問だ。Twitterは、それに依存する人には使い勝手のよいサービスだが、長期的にみると財務的に存続可能ではないという意見もある。
だが、もしTechCrunchの報道が正確であれば、Twitterは投資家にビジネスモデル構造を提示してサイフの紐をゆるめさせ、危機を乗り越えるのに必要な投資を得ることになったという兆候になる。現在の厳しい経済状況を考えると、これは注目に値する成果といえよう。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」