ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「GREE」を展開するグリーは11月13日、東京証券取引所マザーズ市場に新規上場を申請し、承認された。上場予定日は12月17日で、証券コードは3632。
上場にともない、120万株を公募し、243万株を売り出す(オーバーアロットメントは40万株)。売出株放出元はApax Globis Japan Fund, L.P.が118万株、代表取締役社長の田中良和氏が100万株、取締役 執行役員副社長 メディア企画部長の山岸広太郎氏が25万株。
公募・売り出し価格の仮条件は11月28日に決定され、ブックビルディング期間は12月1日から12月5日までとなっている。公募・売り出し価格の決定日は12月8日。主幹事証券会社は野村證券。
グリーは2004年12月に、現グリー代表取締役社長の田中良和氏が個人で始めたGREEを運営するために楽天と共同で設立された。2005年6月に携帯電話版サービス「GREEモバイル」を開始して以降、モバイル分野に注力している。2006年7月にはKDDIの出資を受け、auのモバイルSNS「EZ GREE」を提供。SNS機能と連携したモバイルゲームが人気を集めており、2008年10月19日に会員数700万人を突破した。
2008年6月期の業績は、売上高が29億3700万円、経常利益が10億5100万円、純利益が5億8200万円となっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス