ソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏は、保有するソフトバンク株の一部を親族の資産運用を目的とした管理会社、孫ファミリーファンド投資組合に譲渡したことを明らかにした。
11月5日に、市場外取引を通じて売却したという。株数は2900万株で、1株当たりの売却価格は11月4日の終値と同じ1050円。合計304億5000万円で譲渡した。なお、孫氏は9月30日時点で、ソフトバンク株の29.4%にあたる3億1784万7000株を保有している筆頭株主。孫氏と個人資産管理会社のソフトバンク株の持株比率は今回の売却前後で変わらず29.65%という。
今回の件についてソフトバンク広報室では「親族内部の話であり、コメントには応じられない」としている。
※編集部注:記事掲載後、株式の売却価格が発表されたため、数字を修正いたしました。
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