Googleは米国時間10月13日、ドイツで2件の著作権侵害訴訟に敗訴した。しかし報道によると、同社は控訴する意向だという。
Bloombergニュースサービスによると、Michael Bernhard氏が、自ら所有する写真の1枚をGoogleにプレビューサムネイルとして無断使用されたとしてGoogleを提訴していた裁判で、ドイツの裁判所はGoogleの行為は著作権侵害に当たるとの裁定を下したという。
また別の裁判で、ドイツの裁判所は、同じく著作権侵害でGoogleを提訴していたThomas Horn氏に勝訴の判決を下した。同氏は、自分が著作権を保有するドイツの漫画をGoogleが検索結果に表示したとして提訴していた。
Bloombergによると、Bernhard氏の裁判で、裁判所は、サムネイルが元の画像に比べてはるかに小さいことや、解像度が低いことは問題ではないと裁定したという。
Googleは、人気ブログpaidContent.orgで次のように述べている。「われわれは、Google Image Searchのようなサービスは完全に合法であると信じている。今日の判決は、ドイツのインターネットユーザーにとって大きなマイナスだ」
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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