米上院に続き、下院の委員会でも、連邦議会議員が公用目的であれば「.gov」以外のドメインにもコンテンツを投稿できる規則が認められた。これを受けて、連邦議会議員はYouTubeなどのウェブサイトを利用できるようになった。
下院議事規則委員会は米国時間10月2日、下院議事規則の変更を承認した。上院では、すでに9月19日に上院議事規則議院運営委員会が規則を改定済み。
「議員は、公式ウェブサイト(house.gov)のほか、第三者のウェブサイト上にウェブサイト、チャネル、投稿記事を保持できる」(下院議事規則)。また、公式サイト上に外部コンテンツへのリンクを提示したり、コンテンツを埋め込んだりすることもできるようになった。ただし、下院のサイトを離れる旨を閲覧者に明示する必要がある。
上院の議事規則でも、公式サイトからリンクを張ることが許されている。上院議員は任意の第三者のサイトを利用できるが、その場合「公認(サイトの)リスト」に従う必要がある。
この変更について、下院議長Nancy Pelosi氏(カリフォルニア州選出、民主党)は次のように述べた。「下院議事規則をマルチメディア時代にふさわしいものにし、議員と有権者がオンラインで効果的にコミュニケーションできるようにするための大きな一歩だ」
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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