東京証券取引所第二部に上場している半導体テストハウス大手のジェネシス・テクノロジーが9月25日、民事再生手続きに入った。10月26日で上場廃止する。薄型ディスプレイ駆動ICなどの需要が落ち込んだことが原因という。
ジェネシス・テクノロジーはアセンブリを含む半導体テストハウス事業を主軸としており、2006年に東証二部に上場していた。
同社によると、2007年3月期にフラット・パネル・ディスプレイ駆動用ICの生産調整や価格下落などがあり、半導体テストハウス事業における受託数量や価格が低迷。この結果、売上高が減少し、赤字となった。さらに2008年3月期にはロジックICにおいても数量が減少し、業績が悪化したという。
負債額は112億6400万円となる。今後はスポンサーを選定して再建を図る。なお、M&A案件を手がけるGCAサヴィアンをアドバイザリーに迎えたとのことだ。
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