「X-47B」無人無尾翼ステルスジェット機の製造が前倒しで行われ、2009年11月に初飛行が行われる予定だと、軍事メーカーのNorthrop Grummanが発表した(PDF)。
X-47Bは、カタパルト発進、拘束着陸を含む、空母を拠点に軍事行動を行う初の無尾翼無人機(UAV)になると見られているが、実現には、正確な操縦と飛行甲板付近の自律制御が必要になるため、実際の海上離発着は、2011年になる見通しだ。
支持者によれば、無人戦闘航空機システム空母実証試験(Unmanned Combat Air System Carrier Demonstration:UCAS-D)プログラムで開発されたこの戦闘機には、「海軍の航空活動を一変させる可能性」があるという。
海軍は、X-47Bを、長距離精密爆撃航程から近接支援機まで、戦力を増強させる兵器として配備する予定だ。
おおまかに「亜音速」の「攻撃用戦闘機」サイズのジェット機に分類されるX-47Bは、積載量が4500ポンド(約2.0t)で、操作限界が4万フィート(約12.2km)となっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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