2007年に発見もしくは「新たに説明された」生物種が数千種類に及ぶことが、アリゾナ州立大学の種探査のための国際研究所(International Institute for Species Exploration)と、分類学者の国際委員会が毎年作成している「State of Observed Species(観察されている生物種の現況)」と題されたレポートから明らかになった。2008年5月に発表されたこのレポートを見てみることにしよう。同レポートでは、それら数千種の中から特に注目すべき10種が選ばれている。そのリストに載るには、他の種にはない特徴が必要だ。例えば同リストには、刺されて死亡した被害者にちなんで名づけられたクラゲや鮮やかなピンク色のヤスデ、さらに7500年前に生息していた恐竜などが名を連ねている。Electrolux addisoniは、現在知られるシビレエイの中では最大の種だ。このエイがランク入りを果たしたのは、ある電気掃除機メーカーの名前が付いているためだ。その名前は、このエイが西インド洋で餌を取る際に、周りの餌をどんどん吸い込むことから付けられた。
提供:Arizona State University
2007年に発見もしくは「新たに説明された」生物種が数千種類に及ぶことが、アリゾナ州立大学の種探査のための国際研究所(International Institute for Species Exploration)と、分類学者の国際委員会が毎年作成している「
State of Observed Species(観察されている生物種の現況)」と題されたレポートから明らかになった。2008年5月に発表されたこのレポートを見てみることにしよう。同レポートでは、それら数千種の中から特に注目すべき10種が選ばれている。そのリストに載るには、他の種にはない特徴が必要だ。例えば同リストには、刺されて死亡した被害者にちなんで名づけられたクラゲや鮮やかなピンク色のヤスデ、さらに7500年前に生息していた恐竜などが名を連ねている。Electrolux addisoniは、現在知られるシビレエイの中では最大の種だ。このエイがランク入りを果たしたのは、ある電気掃除機メーカーの名前が付いているためだ。その名前は、このエイが西インド洋で餌を取る際に、周りの餌をどんどん吸い込むことから付けられた。