これまで米YahooとMicrosoftの間で進められてきた交渉は、明らかにあまり進展してこなかった。
Yahooは米国時間6月25日、株主への書簡を送り、検索分野において、Microsoftとではなく、Googleとの提携関係を結んだことへの支持を訴えた。
Yahoo会長のRoy Bostock氏と最高経営責任者(CEO)のJerry Yang氏は、Business Wireを通じて配信された書簡の中で「この慎重に練られた提携関係は、インターネット上で多くのユーザーにとっての『出発点』になるという、われわれの戦略目標を推進し、広告主にとっては、われわれがオンライン広告で『欠かせない存在』となるべく、非常に意義ある価値を提供しながら、業績向上へとつなげていく上での適切な戦略的バランスを保持するものとなる」と語っている。
同書簡では、株主に対して、Yahooが推す取締役会候補への支持を訴え、Carl Icahn氏が推す取締役会候補への反対票を投じるように促されているが、今週に入って、再びMicrosoftとYahooが、検索分野での提携を目指した交渉を進めているとのうわさが、複数の情報筋を通じて流されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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