Hewlett-Packard(HP)は米国時間6月7日、競合するPCメーカーのAcerに対する特許権侵害訴訟で、同社と和解したと発表した。
今回の極秘の和解合意により、連邦裁判所で係属中の3件の訴訟と、米国際貿易委員会(ITC)による2件の調査が解決する。
HPは2007年10月に、7件の特許侵害で台湾に拠点を置くAcerを提訴した。訴訟では、読み書き対応光学ドライブ、ノートPCのパワーマネジメント機能、デジタルバス配置、熱管理、ビデオコントロールといった技術に関する特許について争われた。
HPは訴訟で、Acerによる米国へのPCの出荷および同国での販売の差し止めを求めていた。しかし、今回の和解合意の結果、両社間で係属中の訴訟が取り消される。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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