米YahooとMicrosoftは数カ月間、メディアを利用して合併を巡る交渉を行った。今度はAcerとMicrosoftが公の場で衝突している。衝突には至ってはいないとしても、Acerが米国時間6月4日に発表したコメントは引き金となりそうだ。
Acerのマーケティング担当バイスプレジデントであるGianpiero Morbello氏はVNUNet.comのインタビューに応じ、台湾を拠点とする同社はLinux市場を拡大する広大な計画を抱いていると述べた。これには、低価格なウルトラモバイルPCだけではなく、通常のノートPCも含まれるという。
その理由は、オープンソースであるLinuxと比較したときのMicrosoftのOSにかかるコストと運用にある。
「Linuxにシフトしてきたのは、Microsoftが原因だ。Microsoftは巨大な力を持っており、今後さらに面倒になるだろう。だが、われわれはLinux市場の開発に注力していく」(Morbello氏)
Acerは3日に、Aspire Oneを発表し、低価格ミニノートPC市場に参入することを正式に明らかにした。Aspire Oneには、LinuxモデルとWindows XPモデルの両方が用意されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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