Borland Softwareは米国時間5月7日、CodeGear開発ツール部門をEmbarcadero Technologiesに約2300万ドルで売却したことを発表した。
CodeGear部門は、Java開発ツールの「JBuilder」「Delphi」「C++Builder」など、Borlandで最もよく知られている製品群を販売している。つい最近では、CodeGearはPHPとRuby向けの開発ツールを開発した。
Borlandの最高経営責任者(CEO)であるTod Nielsen氏は2年前、ツール部門を売却し、同社アプリケーションのライフサイクルマネジメント製品群から分離する計画を発表していた。ツール部門は、無償のオープンソース製品、特に「Eclipse IDE」などとの競争で苦戦していた。
CodeGear製品は個人プログラマー向けである一方で、ライフサイクルマネジメントスイートは開発者やテスター、設計者のチーム向けに作られている。
2年前の発表以来、Borlandは買い手を見つけることができていなかった。
Embarcaderoは、データベース管理および設計ツールを販売し、1年間に6000万ドル以上を売り上げている。この買収にて、Embarcaderoは、CodeGearソフトウェアを使用する膨大な数の開発者らに接近することができると述べている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス