Photoshopバージョン2.0のころから同製品に携わり、Photoshop Lightroomでは開発の指揮を支援したプログラマー、Mark Hamburg氏がAdobe Systemsを去り、Microsoftに転職した。
Lightroomに詳しく、同製品に関連した著作もあるMartin Evening氏が米国時間4月25日、自身のブログで語ったところによると、Hamburg氏はユーザー体験にかかわる職務に就く予定だという。Microsoftの関係者は、同氏の入社は認めたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。
Adobeは、Hamburg氏の業績をたたえつつも、後を引き継ぐ数多くのプログラマーの存在を強調した。
「Mark Hamburg氏のリーダーシップとPhotoshopおよびLightroomの両チームにおいて同氏が果たした貢献には極めて大きいものがある。しかしながら、同氏が所属していたチームは同氏が去った今も有能かつ革新的だと確信する。Lightroomの立ち上げで大きな成果をあげられたのは、彼らの真摯な働きや取り組みのおかげであり、彼らは現在、引き続きLightroom 2.0ベータに取り組んでいる」(Adobe)
Hamburg氏は、1999年にSilicon Valley Intellectual Property Law Associationの最優秀発明家に選ばれたほか、2003年にはNational Association of Photoshop Professionalsの殿堂(Hall of Fame)入りしている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」