「iPod」を充電可能で、しかも自己回復機能を持つ人工筋肉?冗談のような話だが、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究者たちは、そんな電気筋肉の開発に成功した。Discovery Newsによると、将来的には、歩行ロボットの開発や高度な補綴学に用いられる可能性があるという。
科学雑誌「Advanced Materials」の1月号に論文を掲載したUCLAの科学者、Qibing Pei氏は、電極にカーボンナノチューブを利用して本物のような人工筋肉を自分たちの研究チームが開発したことを発表した。金属系フィルムを用いた他の人工筋肉とは異なり、Pei氏らが開発した人工筋肉は、電気を加えると、障害を発生することなく筋肉を200%拡張できるという。加圧下ではカーボンナノチューブは停止し、障害が他の部分の筋肉に拡散することを防ぐという。これにより動作の継続が可能となると科学者らは述べている。
この人工筋肉はエネルギー効率も特徴で、70%のエネルギー消費を節約できるという。この電流は「iPhone」など他の電子機器にも用いることができ、海洋波を生み出すこともできる。Discoveryによると、同じアイディアを利用して海洋波で充電に成功した日本の科学者もいるという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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