SF界の大御所Arthur C. Clarke氏が死去したと、各種メディアが報じている。
米国時間3月18日午後3時現在、Clarke氏に関するWikipediaのページはすでにアップデートされており、上部に「この記事は最近亡くなった人物に関するものです」と書かれている。
Clarke氏は単独あるいは共同で、何十冊ものフィクション/ノンフィクションの作品を執筆した。最も有名なのは「2001年宇宙の旅(原題:2001: A Space Odyssey)」で、のちにStanley Kubrick監督によって映画化された。Wikipediaによると、他の代表作は「宇宙のランデヴー(原題:Rendezvous with Rama)」「幼年期の終り(原題:Childhood's End)」「楽園の泉(原題:The Fountains of Paradise)」など。
作家として有名な同氏だったが、晩年は類人猿の権利問題に力を尽くした。
Clarke氏はイギリスサマセット州マインヘッドにて1917年12月16日に生まれた。1998年にはエリザベス女王よりナイトの称号を授与され、3カ月前に90歳を迎えたばかりだった。
Wikipediaには側近の話として「Clarke氏は2008年3月18日、呼吸不全のため死去した」と書かれている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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