MSNの広告担当幹部がマイクロソフトを退社--広告代理店に移籍へ

文:Ina Fried(CNET News.com)
翻訳校正:ラテックス・インターナショナル
2008年03月14日 12時02分

 MSNの広告販売部門を率いてきたJoanne Bradford氏がMicrosoftを退社して広告代理店のSpot Runner(本拠地:ロサンゼルス)に移籍し、エグゼクティブバイスプレジデントとして迎えられる予定だ。

 Bradford氏はMicrosoftに6年半在籍し、2007年5月に開催された毎年恒例の「Strategic Account Summit」(MicrosoftがMSNの大口広告主向けに開催するカンファレンス)ではMicrosoftを代表する顔だった。

 「われわれはJoanne Bradford氏がSpot Runnerに移籍した後も大いに活躍されることを祈っている」とMicrosoftのシニアバイスプレジデントであるSatya Nadella氏は声明で述べている。「当社が世界クラスの広告販売組織を構築し、広告主の視点をより近いものとし、提携関係やブランデッドエンターテインメントを通じてMSNの体験を進化させる上で多くの貢献をしてくれたBradford氏に感謝したい」(Nadella氏)

 ニュースサイトのpaidContentはBradford氏にさらに多くの謝意を表するMicrosoftの社内メモを入手している。そのメモによると、Nadella氏はGreg Nelson氏が暫定的にMSNを率い、Microsoftは将来的にMSNの経営をさらにMicrosoftの他のオンライン事業に統合していく予定だと述べているという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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