Microsoftとモバイル電子メールサービスを提供するVistoは米国時間3月3日、長期間にわたる特許権論争で和解したと発表した。
両社は和解の詳細については公表しなかった。VistoはMicrosoftが同社のモバイル電子メールの特許権を侵害していると訴えていた。Vistoはプレスリリースで、Microsoftと「現金および現金以外による対価支払い」に関するライセンス供与の契約を締結したと発表した。
この訴訟は10日に法廷で審理される予定だった。
Vistoは2006年にはSeven Networksを相手取って訴えた特許権侵害訴訟で勝利し、最終的に約770万ドルの損害賠償を勝ち取った。
現在、Vistoが「BlackBerry」の製造元であるResearch in Motion(RIM)を相手に訴えを起こした特許権訴訟がまだ係争中である。VistoはRIMが同社の4件の特許権を侵害したと申し立てている。この訴訟は7月に裁判にかけられる予定である。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力