警察庁はこのほど、2007年の少年非行・犯罪状況をまとめた調査結果を公表。出会い系サイトやインターネットにより、未成年が巻き込まれる事件の実態が明らかになった。
まとめによると、2007年の「児童買春・児童ポルノ禁止法」違反事件は1914件。児童買春で摘発された1347件のうち、679件が出会い系サイトをきっかけとしたもので、前年の775件から減少した。また、児童ポルノで摘発された事件567件のうち、インターネットが関係した件数は192件で、前年251件から減少している。
一方、「出会い系サイト規制法」に違反した事件は122件。前年比で159.6%と大幅に増加した。このうち、児童の側から持ちかける例が前年の約3倍に増加し、全体の約半数を占めた。
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