米Yahooは米国時間2月27日に年次報告書を発表し、Microsoftによる同社への買収提案が、自社幹部や従業員を混乱させていると述べた。
Yahooは米証券取引委員会(SEC)に提出した年次報告書で、「Microsoftの提案を調査し検討することは、Yahooの幹部や従業員をひどく混乱させおり、今後もこの状態は続く可能性がある」と述べた。Yahooは、この取引が「自社ビジネスに悪影響を及ぼす可能性がある」と忠告している。
Yahooは、Microsoftの同社に対する446億ドルの買収提案は、不確かな要素が取り巻いているため、従業員を動揺させていると述べている。Yahooによると、これは、同社が「主要な従業員や新しい人材」を引き付け、獲得することを難しくしているという。
YahooはMicrosoftの買収提案を拒否したものの、Microsoftは買収を断念するつもりはないことを示唆している。これはつまり、少なくとも当分の間、Yahooの従業員はこの混乱に耐える必要があるということだ。
この年次報告書では、Microsoftの提案をめぐるYahoo経営陣の対応について同社に対する7件の株主代表訴訟についても言及されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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