NTTは1月31日、情報通信関連分野で今後成長が有望視される技術やノウハウを有する国内外のベンチャー企業などへの投資を目的として、投資運用会社および投資事業組合(ファンド)を設立すると発表した。
新会社の名称は「NTTインベストメント・パートナーズ」で、2月に設立の予定。資本金は5000万円、代表取締役には、NTT常務取締役の鵜浦博夫氏が就任する。
新設されるファンドは「NTTインベストメント・パートナーズファンド投資事業組合」で、3月に設立予定。ファンド規模は100億円で、NTT、NTTファイナンス、NTTインベストメント・パートナーズが出資し、NTTインベストメント・パートナーズが運用する。運用期間は10年間となっている。
同ファンドでは、先端的かつ革新的なサービスや技術、新たなビジネスモデルを有する国内外のベンチャー企業などへの投資を行うとともに、投資先企業に対し、NTTグループの事業ノウハウや技術力を活用した支援を行う。これにより、NTTグループと投資先企業の双方の事業拡大および情報通信関連分野における新たなビジネスの創造を推進するとしている。
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