Dellではさらに多くの変化が進行中である。テキサス州に本社があるPCメーカーのDellはカナダのコールセンターを閉鎖し、900人近い従業員をレイオフする計画である。
カナダのアルバータ州エドモントンにあるセンターは、顧客サービスのオペレーション統合のために第2四半期に閉鎖される。900人近い従業員のほとんどは解雇通知を受け取るが、一部の従業員は社内の別の部署に配置転換される予定だ。さらにDellはオタワに計画されていた第2の顧客サービスセンターもオープンしないことに決定した。同社は全世界に合計25カ所のコールセンターを配置している。
今回の従業員削減は「事業の効率性を高めるために当社が世界規模で実施している一連の変革の一環である」とDellの広報担当であるDavid Frink氏は述べている。
これは従業員をほぼ10%(約8800人)削減するというDellが5月に発表した計画に沿ったものだ。
世界第2位のPCメーカーであるDellは、わずか1日前には米国にある140店の直営店をすべて閉鎖し、Best Buy、Wal-Mart、Staplesなどの小売店を通じて製品を販売する新しい戦略に注力していくと発表したばかりだった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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